【英語】音読のデメリット・悪い点を解説。それでもメリットが上回るのか。

音読のいい点はよく聞きますが、その分デメリットはも存在します。

デメリットというより、正確には他の勉強法より苦しい点得られないことです。

 

今回は音読のデメリットに絞って解説していきます。

 

⇒【音読のメリットが想像以上にやばい

 




音読のデメリット

継続が難しい

音読の技術や効果どうこうの前に、一番は継続が難しいということです。

なぜなら、音読は超退屈だからです。

 

5回くらいまではいいですが、同じ文を30回くらい連続で読むとなるともうヘトヘトになります。

毎日やるのがすっごい億劫になってきます。

 

この飽きだるさこそが音読の一番のデメリットでしょう。

根性や忍耐力を必要とする学習法です。

 

⇒【根性に頼らず継続する方法

⇒【退屈な音読を少しだけ楽しくする方法

 

文法・構文学習ではない

いきなり音読を初めても、文法を理解していないと読むことはできません。

音読は文法練習ではないのです。

 

つまり音読の前に文法を知っておく必要があります。

音読で出会った文を勉強するやり方でもいいですが、どのみち音読以外での勉強が必要になります。

音読しているだけで全てOKというわけではないのです。

 

⇒【音読の前に中学の文法

 

発音の悪い癖がつく

しっかりと発音を調べないまま学習することで間違った発音を覚えてしまいます。

読み方もそうですし、英語特有の発音に対しても、カタカナの癖が強く残ってしまう可能性もあります。

 

軽くでいいので、先に発音を学んでおくことを強くおすすめします。

 

⇒【英語学習は必ず”発音”からすべき理由

 

単語のスペルが覚えられない

音読では、なかなか完璧なスペルというのは覚えられません。

単語をひとまとまりとして見ているので、一言一句覚えるのは難しいですよね。

これは認めざるを得ません。

 

ライティングを鍛えたい人には不向きかもしれません。

ただ、TOEICや受験、英語を読むにあたって、スペルを試される場面なんてほぼありません。

これからの時代、スペルはそこまで重要度が高いとも思えません。




英語が話せるようになるわけではない

音読で勘違いされやすいのが、決して音読で英語が話せるようになるわけではありません。

何処かのタイミングで必ず、スピーキング用のトレーニンングが必要です。

 

音読はあくまで英語の基礎力向上のもの。

イメージとしては土台づくりです。

 

音読で文法解釈英語を読み取る力は確実に身につきますが、英文を0から作る力はまた別の能力が必要になります。

もちろん音読をしておけば、英文作成能力もスムーズに身についていきます。

 

話す上でも有効な音読ですが、音読だけでは話せるようになりません。

 

⇒【音読だけでは話せない理由

 

【瞬間英作文】これぞ、英語を話せるようになる方法。リスニング、文法、TOEICにも強くなる。

 

何回やればいいのかわかりにくい

音読は一体何回やればいいのか。

そもそもどんな風にやればいいのか。

 

学校で教わらないので混乱している方が多いです。

回数も特に決まったものはありません。

やり方も様々なものがあります。

 

僕がおすすめしているのは、

・リスニング
・音読
・リピーティング
・シャドーイング

これら4つを合計30回音読するメニューです。

回数は周回ごとに減らしていく、サイクル法がおすすめです。

 

詳しく知りたい方は以下の記事まで。

音読パッケージのやり方。サイクル回しの進め方。1〜6サイクルで合計100回。反復するメリット。

 

それでも音読は効率的な学習法だ

音読のデメリットをいくつかあげましたが、それでも音読は語学習得において最高の勉強法です。

18ヶ国語を操る語学の天才シュリーマンも音読が最強だと言っています。

音読のメリットは大きく以下の点です。

・英語を英語のまま理解する(日本語に訳さない)
・返り読みしない
・イメージしながら読むことができる

長文読解スピードリスニング力文法解釈力がフルでアップします。

ぜひ全英語学習者におすすめしたい勉強法です。

 

音読のデメリットについての解説は以上です。

音読のデメリット・メリットを知り、納得した上で学習に取り組まれるといいでしょう。

 

⇒【TOEIC900までに使った教材

⇒【徹底解説!音読が効果的な理由

⇒【退屈な音読を少しだけ楽しくする方法

⇒【音読が頭に入らない場合の対処法

⇒【音読の効果が出るまでの日数

⇒【いろんな場所で音読してみた

 

【英語】音読パッケージこそ最強の教材。TOEIC900は全てここから始まった。

 

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