【英語学習 習慣化のコツ】小さな目標が大切。意志や根性に頼らず勉強を継続する方法。社会人、学生におすすめ。

英語学習、毎日に続けられていますか?

なかなか毎日続けるのって大変ですよね…..

僕も勉強をやらなかった日には

「なんて俺は意志の弱い人間なんだ…..」

と自己嫌悪を陥ることもしばしばありました。

 

ところがあるコツや方法を知ってからは、不思議なほど毎日勉強を続けられるようになりました。

過去の人生において、勉強の習慣など1ミリもなかった私がです。

 

つまり、あなたが勉強を続けられないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

単に勉強を続ける方法を知らないだけなのです。

学校ではそんなことを教えてくれないので仕方ありません。

 

今からご紹介する方法を実践すればあなたも毎日勉強を続けられるようになります。

 

勉強が続かないのには理由がある

ホメオスタシスという言葉をご存知でしょうか。

日本語で言うと、恒常性(こうじょうせい)にあたります。

 

人間はこの恒常性という機能を持っています。

例えば体温。

暑いところに行くと、体は汗をかいて体温を下げます。

逆に体温が低くなると、鳥肌が立ったり、筋肉を震わせたりして体温を一定に保とうとします。

 

恒常性とは、一定に保とうとする能力のことです。

 

そしてこの恒常性というやつは、変化を嫌います。

体温が戻る仕組みと同じように、変化が起こると元あった状態に戻ろうとします。

 

それは習慣化にも当てはまるのです。

人間の恒常性という機能は、新しいこと出来事、すなわち変化を嫌います。

 

ホメオスタシス1 
おい、なんか急に英語勉強なんか始めやがったぞ
ホメオスタシス2 
なんだと!?そんなもの、今すぐやめさせろ!

このようにして新しく始めた英語学習を続けないようにするのです。

だから勉強するやる気が起きないのです。

新しく始めた英語学習が続けられないのは当たり前なのです。

 

スモールゴールでホメオスタシスを騙そう

とは言いつつも僕らは英語を諦めるわけにはいきません。

何としても英語を話せるようになりたいのです。

ホメオスタシスに勝つ方法はあります。

厳密にはホメオスタシスを騙す方法です。

 

それは、スモールゴールです。

 

いきなり「今日から毎日三時間勉強だ!」というふうに始めるからダメなのです。

大切なのは小さな目標、スモールゴールを設定することです。

 

スモールゴール設定の仕方

スモールゴールの設定の仕方を説明します。

 

スモールゴールとは小さな目標のことです。

「小さな目標を設定しましょう」と言われ、あなたはどんな目標を設定されますか?

 
1日1ページ問題集をやる!

 

悪くはありません。

しかし、もっと小さな目標を定めましょう。

具体的には

・毎日、問題集を開く

・毎日、机に座る

・毎日、スマートフォンの電源をきる

のようなものです。

どうでしょうか。笑っちゃいますよね。

しかし、英語学習を継続できない人はこれさえもできていません。

英語学習ができない人は机に座ることも、問題集を開くことさえできないのです!

ですから、こういった小さなことから始めてください。

これさえやれば、その日の目標は達成なのです。

 

 

小さなことを習慣化し、大きくしていく

ご紹介したようなスモールゴールならば継続ができるはずです。

あまりにも小さすぎる目標ならば、ホメオスタシスは気づかないので変化をストップさせようとはしてこないのです。

これを利用して、スモールゴールをどんどん大きくしていきます。

「問題集を開く」→「問題集に目をやる」→「問題集の1問だけやる」→「1ページやる」

このようなステップで、日々の目標を徐々に大きくしていきます。

 

目標のレベルは、自分ができるところからで構いません。

 

徐々に大きくしていくことで、「当たり前」になっており、オメオスタシスも変化だとは思わず、英語勉強を苦痛に感じることがなくなります。

 

これが習慣化ということです。

 

音読パッケージは簡単でおすすめな教材。コツは嫌になっても毎日継続すること。

 

まとめ

・恒常性(ホメオスタシス)は変化を嫌う

・急にたくさんの英語勉強を始めると、恒常性の機能が働いて勉強をやめさせようとする。だからやる気がなくなる

・ホメオスタシスに気づかれない程度の、ものすごい小さな目標からスタートする。

 

私がいきなりたくさん勉強する初心者に対して、音読をまずは1日1時間から始めてくださいというのもこのことが理由です。

 

 

習慣を作る方法について以下の本にはより詳しく書いてあります。

 

やはり、根性や意志力には限界があります。

英語学習の前に必要なのはこのような知識ではないでしょうか。

 

 

 

 

著者おすすめ英語本

 

 

[参考:音読パッケージの前に終わらせておきたい1冊]

 

[参考:音読パッケージと並行して進めたい文法書]

 

[参考:読むと英語に対する感覚が180°変わる一冊。音読パッケージと合わせて読むと効果抜群]

[参考:音読パッケージ初級の次はこれ]

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