【まずは中学レベル!】頻出単語を覚えるだけで英語学習が一気に加速する
英語を効率的に学習するには、まず基本的な単語を覚えることです。
最初は難しい単語を覚える必要は一切ありません。
なぜなら、英語の75%は約1000語の単語で成り立っているからです。
つまり1000語をさえ覚えれば、75%は読めるようになるのです。
そしてその1000語は中学レベルの単語でカバーできます。
今回は、始めに中学レベルの単語(頻出単語)を覚えるべき理由と効果について解説します。
英語の75%は同じ1000語で成り立っている
英語には約25万の単語があると言われています。
そんな数字を聞くとゾッとしちゃいますよね。
そもそも覚えることなんて不可能だと思います。
英語を勉強する僕らは、一体どんな単語から手をつけていけばいいのか。
それは頻出単語です。
頻出単語を身につけるだけで、英語の75%〜80%を理解できるようになります。
英語を話すのに、そんな莫大な量の単語を覚える必要はないのです。
言語のほとんどは、よく使われる単語を使っているだけです。
実際日本語で難しい言葉を普段使うでしょうか。
「スーパーで卵買ってきて〜」
全く難しい単語は使われていないはずです。
“Mother”とい単語はよく使うでしょうが、neice(姪)はそんなに使うでしょうか。
そのほかにもmedicine(薬),energy(エネルギー)は使うけれど、apricot(アプリコット)やsociety(社会)なんてそんなに使わないですよね。
いきなり難しい単語を勉強する必要なんて全く必要ないんです。
頻出単語を理解すると英語が楽しくなる
頻出単語を理解すると、学習が楽しくなります。
英語で言っていること、書いてあることが大体理解できるようになるからです。
まず学習初期の段階で、あまり馴染みのない単語を覚えること自体苦行です。
「こんな単語いつ使うんだよ」
と思いながら学習することになります。
また、自分が学んだ単語を他のところでも目にすると、喜びが生まれ、さらに学習意欲が高まります。
だからこそ、初期のうちはどんどん使われやすい単語に絞って学んでいくのがいいんです。
学習の喜びと効果が実感できるので、英語学習の最大の課題である継続にもプラスにつながります。
英単語の仕組みがわかるようになる
英語の単語というのは、大体が同じような形で成り立っています。
序盤で基本的な単語を学ぶことで、英単語の成り立ち・ルールが理解できるようになります。
例えば、“Prepare”という単語。
「準備する」という意味です。
この「Pre」という単語の前にある部分を接頭辞と言います(覚える必要はありません)
Preがつく単語は他にも、”Preview”(下見する)、”Precede”(先行する)などがあります。
これらの単語に共通することは、「pre(前)」と言う意味です。
・事前に準備する
・前もって見る
・前(先)に行く
このように、1つの簡単な単語を理解することで、その他の単語もイメージしやすくなるのです。
新しい文法や難しい単語を理解できるようになる
頻出単語を身につけることで、新しい文法や抽象語を理解できるようになります。
この点が、学習効率が上がる大きな理由です。
例えば、新しい文法を学ぶ際は、必ず例文があります。
それらの例文は必ず、簡単な頻出単語で成り立っています。
以下の例文を見てみましょう。
“That dog chased cat up a tree”
この場合、Dog、chase、cat、treeを知っておけば、あとは”chase up”さえ勉強すれば、理解できるようになるのです。
頻出単語を知らないと、例文の単語を理解できず、文法を学ぶのにも時間がかかってしまうのです。
それはやる気をなくす原因にもなります。
また難しい単語を学ぶ際も、その単語に似ているより簡単な単語を通して意味が理解しやすくなります。
簡単な単語と比べた時の違いを理解できるからです。
中学レベルの英語を音読するのが一番
頻出単語を覚えるための最も手っ取り早い方法は、中学英語の音読です。
当時の僕は意図せず、音読をしていましたが、結果として大変効率的な勉強法だったのです。
まず、中学レベルの音読をすることでで頻出単語をほぼ全てカバーできること。
ある程度まとまった文章、または物語を音読するので、単語の意味を絵や概念をイメージと結びつけて学習できること。
そして、発音を先に学んでおくことで、音読中に発音練習ができること。
音読で発音を繰り返すうちに、英語の発音の規則みたいなのも体感的にわかるようになってきます。
だからこそ、まずは発音、そしてその次に中学英語を音読するのが最も効率的で挫折の少ない勉強法なのです。
英語は頻出単語から勉強すべき理由は以上です。
まずは中学レベルの単語で十分です。
分厚い単語帳などもその後にやったほうが、確実に覚えるスピードも早まります。
ぜひ参考にしてみてください。
-参考図書-