【単語カードの作り方】原始的だが、英単語を暗記する1番の方法なのは間違いない。
なんだかんだで単語を覚える方法は、単語カードが最強な気がします。
一枚一枚記入していかないといけないし、ペラペラ手動でめくっていくのは原始的ですが、これがまた効果的な要因になっているんです。
今回は僕ががやっていた単語カードの使い方を解説します。
5つの単語カードを用意
用意するものは5つの単語カードだけです。
カードはリングに閉じられてなくても、箱を5つ用意してもいいですし、名刺入れなどで区切ってもOK。
とりあえず5つのグループ分けを作ります。
僕は一気にどっさりと単語カードを買いました。
何千語覚えるのであれば、普通に使い切りますね。
5つのレベルに分ける
単語カードを5つのレベルに分けます。
レベル1は毎日。
レベル2は2日に1回。
レベル3は1週間に1回。
レベル4は2週間に1回。
レベル5は4週間に1回。
カードの単語がすぐに思い出せたら。その単語を上のレベルに上げていくやり方です。
もし思い出せなかったのであれば、その単語を下のレベルに戻します。
レベル5にきたカードが1ヶ月後にもう一度思い出すことができれば、その単語はクリア!
長期的な記憶に入ったので、単語カードから抜きます。
自作することで記憶に残る
ポイントはこのカードは自分で作らないといけないということです。
毎日10〜30枚のカードを作ります。
この辺は目安です。
自分の時間や記憶力を考慮してください。
1日に30枚で1ヶ月で900語を覚えることができます。
自分で訳や発音記号を調べ、裏面に書くことで通常の単語帳より若干記憶しやすくなっているのも長所の1つです。
やり方
1日目
カードを30枚作りましょう。
表をみて、裏の訳がすぐに思い出せるようになるまで何周もします。
全部覚えるまで繰り返し、全てをレベル2にします。
1日目の終わりには、レベル1の単語カードはありません。
全てレベル2です。
2日目
この日も1日目同様に30枚のカードを作りレベル1に移します。
レベル1全てを覚え、レベル2に移しましょう。
昨日移したレベル2は、2日に1回のペーズなので今日はしません。
2日目の最後にはレベル2に60枚のカードがあります。
3日目
レベル2のテストをします。
覚えていたらレベル3へ。忘れていたらレベル1に戻します。
また30枚のカードを作り、レベル1に移します。
それらを完全に覚えてレベル2に移しましょう。
4日目
今日は新たにカードを作ってレベル1に移し、それらを完璧に覚えてレベル2に移すだけです。
レベル2のテストは2日に1回なので今日はこれだけでOK。
5日目
レベル2のテストの日です。
ダメなものはレベル1へ。覚えているものはレベル3へ。
今日も新たにカードを30枚作ります。
順調にいけば、150枚の単語カードになっているはずです。
もし、レベル2でミスりまくってレベル1に大量にカードがあるようなら、新たなカードの作成枚数を減らりましょう。
もしくはこの日は単語を作らず、溜まったレベル1を片付けるのでもいいです。
6日目
新たに30枚のカードを作り、覚えてレベル2に移します。
今日はこれだけです。
7日目
週に1度のレベル3のテストの日。
レベル2のテストもしないといけないので、レベル1カードの作成はやめても構いません。
レベル3で覚えていたカードはレベル4へ。
忘れていたカードはレベル2へ。
レベル2で覚えていたカードはレベル3へ。
これらは来週テストすることになります。
忘れていたカードはレベル1に移し、すぐに覚えてレベル2に移しましょう。
以上が1週間の流れになります。
レベル4のテストは2週間おきで、レベル5は1ヶ月おきに行います。
(毎月15日とか月末とか決めておくといいでしょう)
特に、枚数ややる日などあまり細かくこだわり過ぎないのが継続のコツです。
レベル5に入ってきたカードが1月後にも思い出せたら、そのカードはクリアです!
なぜ単語カードは効果的なのか
2日おき、1週間おき、1ヶ月おきと徐々に期間を空けていくことはエビウングハウスの忘却曲線に基づいています。
忘れかけそうな時に思い出すのは記憶を高める上でベスト。
そのための管理を単語カードのレベル別で行う方法です。
単語帳でもいいのですが、いかんせん復習するべきタイミングの管理がやりにくいです。
ぜひ使ってみてください。