【まとめ】FACTBOOK 例文完全マスターの内容、勉強法、レベルを徹底解説！一億人の英文法との違いは？
FACTBOOK例文完全マスターは、総合英語FACTBOOKの練習用教材です。
青色の総合英語FACTBOOKを読んで内容を理解し、赤色のFACTBOOK例文完全マスターで練習して身につけます。
例文完全マスターを使って見て、予想以上にいい教材でした。
青色の「総合英語FACTBOOK」の時点では、一億人の英文法で十分だと思っていたのですが、例文完全マスターは良本です。
音読以外にも、瞬間英作文の練習にもなるので、英文作成能力・英会話力も身につく教材になっています。
今回はFACTBOOK例文完全マスターのレビューをします。
・勉強
・進め方
・難易度
・一億人の英文法との違い
以上を解説します。
まだ一億人の英文法を購入していない方は、「総合英語FACTBOOK」と「FACTBOOK例文完全マスター」を購入する方がいいかもしれません。
目次
「総合英語FACT BOOK英文法」の音読教材
「FACTBOOK例文完全マスター（赤色）」は、「FACTBOOKこれからの英文法（青色）」の練習教材です。
先に発売された「FACTBOOKこれからの英文法（青色）」は、文法教材であり、どちらかというと読み物としての色が強いです。
参考書というイメージです。
文法を解説した一冊です。
今回レビューする「FACTBOOK例文完全マスター（赤色）」は、青色の練習教材にあたります。
文法書（青色）で理解した英語を、音読による反復練習で、体に身につける一冊です。
内容は以下のように、例文が羅列されています。
例文だけを並べて、ひたすら音読していく教材です。
全英文の音声とチャプターごとに解説がある講座DVDが付属しています。
まとめると、FACTBOOK英文法（赤色）を読んだ方が、次に進む教材になります。
ただ読むだけでは身につきにくい英語を、練習して身体に落とし込む一冊になります。
高校生レベルの難易度
難易度は高校生レベルです。
高校で習う英語の例文がたくさん出てきます。
中学レベルの学習者には厳しいです。
また、文法を学ぶための教材ではありません。
理解した文法を練習するための教材です。
高校レベルの英語を理解していない方は、先に青色のFACTBOOK英文法を読むべきです。
一億人の英文法を読まれた方であれば、十分トライできます。
勉強法・使い方
FACTBOOK例文完全マスターの使い方・勉強法を解説します。
使い方の基本は、「音読」です。
音読をメインに学習を進めていきます。
音声ダウンロードとDVDの使い方も解説しますので、参考にしてください。
１、総合英語FACTBOOKを読む
FACTBOOK例文完全マスター（赤色）に進む前に、FACTBOOK英文法（青色）を読み切ります。
（先にこっちを読み切る）
英文の音読は理解している文でないと、効果がありません。
例文完全マスターで音読練習する前に、文法を学びましょう。
一億人の英文法を読んだ方、高校文法を完璧に理解している方は、特に読む必要はありません。
学びな直しの方や、学生の方は、「FACTBOOKこれからの英文法」を先に読みましょう。
２、付属DVDを見る
文法を理解した後は、FACTBOOK例文完全マスター付属の「DVD」を見ます。
まだ本誌は使いません。
講義DVDを見て、そのチャプターの内容を理解します。
「これからの文法法（青色）」の復習もここで兼ねます。
DVDは一気に最後まで見る必要はありません。
その日にやるチャプターの講義を見ればOKです。
（毎回見る必要はありません。一回見ればOK）
３、音読する
文法書と講義DVDを終え、ようやく音読練習に入ります。
音読は音声を用意して行います。
音声をしっかり聞かないと間違った発音で覚えてしまうので必ず用意してください。
英文を見ながら音読する
まずは英文を見ながら音声を聞いて、音読します。
音声にはポーズ部分があるので、そのポーズの間に音読します。
テキストを見ながら3〜５周音読します。
英文を見ずに音読する
次にテキストを見ないで、音声を流し、音読します。
わからない英文はテキストを見てもOKです。
これも3〜5周音読します。
暗唱する
次は音声を使わず暗唱します。
まずはテキストを見て、一回英文を読みます。
その後顔を上げ、何も見ずに３回ほど音読します。
これで１つの文に対して、計10〜15回音読したことになります。
瞬間英作文をする
音読が終わったら、次は日本語を見て、英語を答えるトレーニングをします。
ページ右の日本語を見て、英語を考えて答えます。
わからなければ、すぐに左ページの英文を見てもOK。
その際は口に落ち着くまで何回か音読してください。
日本語を見て英語を答える（訳す）このトレーニングを、瞬間英作文と言います。
このトレーニングを続ければ、英語がすらすらと出てくるようになります。
英語を喋るためには必須のトレーニグです。
ハイスピード音声で音読（シャドーイング）する
最後はハイスピード音声で、シャドーイングします。
ハイスピード音声はアプリでダウロード可能です。
ハイスピード音声の後、ワンテンポ遅れて読み上げる感じです。
ほぼ重なるイメージでも構いません。
テキストを水に行えればベストです。
このシャドーイングを3周ほど行います。
音読のやり方は以上です。
回数はあくまで目安です。
個人の感覚で減らしたり増やしたりしてください。
2ヶ月で1周する
FACTBOO例文完全マスターは、２ヶ月で１周するイメージで進めていきます。
もちろんもっと早く進んでもOKです。
１日４ページずつ進める
２ヶ月で一周するには、１日４ページずつ進めていく必要があります。
ただ上記の音読法を実践すると、３ページでもややきつい量です。
３〜４ヶ月かけるイメージでゆっくり音読しても構いません。
音読量を減らして、早く周回を回していくのもありです。
音読の量の目安は書きましたが、一日４ページ回せる量に調節してください。
僕は音読にかなり慣れているのでスラスラできましたが、慣れていない方は時間がかかると思います。
無理せずに続けてください。
２周目以降は、瞬間英作文できなかった文を音読する
2周目以降は、全ての文を音読する必要はありません。
2周目からは、瞬間英作文をメインにやっていきます。
先に日本語を見て、英文に訳せなかった文だけ、音読法でやっていきます。
不安に感じる文も音読すればいいでしょう。
音読はすればするほど、英語が身につくのでガンガンやるのはOKです。
一億人の英文法との比較
FACTBOOK例文完全マスターと一億人の英文法の違いですが、「FACTBOOKこれからの英文法（青色）」と「FACTBOOK例文完全マスター（赤色）」との違いと同じです。
文法の参考書であるか、文法の練習教材であるかの違いです。
一億人の英文法のCDブックに似ている
敷いてあげるのなら、FACTBOOK例文完全マスターは、一億人の英文法のCDブックに似ています。
一億人の英文法のCDブックは、一億人の英文法の例文を抽出し、音読に向いた教材になっています。
すでに一億人の英文法を持っている方、もしくはFACTBOOKよりも一億人の英文法が強く気に入った方は、「一億人の英文法×CDブック」の組み合わせがいいでしょう。
結局音読できればどんな教材でも効果があります。
総括
練習教材としてかなりおすすめ
FACTBOO例文完全マスターを総括すると、練習教材としかはかなりお勧めの一冊です。
「FACTBOOKこれからの英文法（青色）」を買われた方は、絶対に用意すべきです。
なかなか文法書を読むだけで理解するのは困難です。
英語を身につけるには英文を音読し、身体に落とし込むことが必須になります。
その意味でこれほど優れた教材はないでしょう。
必要な文だけを抽出してありますし、瞬間英作文にも対応した一冊になっています。
「FACTBOOK例文完全マスター」を用意すれば、他に音読教材や、瞬間英作文の教材を用意する必要はありません。
ラジオ英会話と並行して使いたい
FACTBOOKと並行して使いたいのは、「ラジオ英会話」です。
ラジオ英会話は、FACTBOOK著者の大西先生のNHK講座です。
ラジオ英会話を１日１５分聞くことで、FACTBOOKの内容を常に復習できます。
講師と著者が同じなので、内容はほぼ同じなのです。
スマホにダウンロードして、通学・通勤中に聞くだけで学習できます。
ラジオ英会話を聞けば、強制的にFACTBOOK・一億人の英文法を復習できる環境を作れます。
FACTBOOK例文完全マスターの解説は以上です。
⇒【一億人の英文法まとめ記事】