モチベーションがなくても勉強する方法。歯磨きや風呂にやる気は必要ない。英語勉強も全く同じこと。
このような人はまずいないと思います。
しかし英語学習となると、「モチベーションがないから今日は勉強しない」という現象が起こります。
モチベーションややる気に頼っているようでは、一生英語を話せるようにはなりません。
今回は英語学習にモチベーションは不要というお話をしていきます。
歯磨きやシャワーにモチベーションがいるか?
毎日の歯磨きやシャワーをするのにモチベーションはいりません。
しかし英語学習になると、みな口を揃えて
「モチベーションがちょっと…。」
「やる気が起こらないんですよ…。」
このように言います。
残念ながらモチベーションに頼っているようでは、英語を話せるようにはなりません。
でも大丈夫です。
簡単な話。
英語学習も歯磨きやシャワーレベルまでもっていけばいいだけのことです。
モチベーションという概念を捨てる
そもそもモチベーションなんて概念を捨てることから始めます。
僕は、社会人になってからかれこれ2000時間以上勉強していますが、モチベーションなんてありません。
みんなないですよ。
そりゃ「英語をやるんだ!」って決意した日や、有名な人がペラペラ英語を話してるのを見た日は、モチベーションも高く勉強できます。
しかし毎日の中でほぼそんな日はありません。
僕は毎日「勉強嫌だ〜。もうやりたくねえ〜」と思っています。
多分みんなそうです。
普段普通に生活していて、モチベーションに頼るのは大変危険です。
なぜなら、英語以外にもたくさんの出来事があるからです。
残業だったり、上司に怒られたり、彼女に振られたり。
生きていると心を揺さぶる出来事は日々山のようにあります。
そうなると、もう家に帰ってから英語学習のモチベーションなんてないんですよ。
僕はモチベーションなんて1%もありませんね。
疲れてヘロヘロです。早く寝てしまいたいです。
そこでモチベーションなんて言葉を使うから、勉強をやらなくていい言い訳になるんです。
そもそもモチベーションなんてこの世にありません。
やる気という概念を捨てましょう。
帰ったら机に座り、ただ機械的に教科書を開くだけです。
英語勉強がきついのは習慣化されてないから
歯磨きの話に戻りましょう。
なぜ、歯磨きは簡単で英語学習は難しいのでしょうか。
それは英語学習は習慣化されていないからです。
歯磨きは何千回やったので、すでに習慣化されています。
習慣化された物事というのは、脳は思考停止で拒否反応なく行うことができるのです。
一方、英語は習慣化なんてされていません。
だから英語勉強を始めようとすると、すごい拒否反応(恒常性)が起こって僕らをやめさせようとしてきます。
英語勉強が続かないのは、習慣化されていないことによる恒常性(ホメオスタシス)の働きが原因です。
習慣化のために地獄の期間を過ごす
では、習慣化するためにはどうしたらいいか。
それは毎日続けることです。
毎日続けるためには、毎日続けるしか方法はないのです。
特に習慣になってしまうまでの期間は地獄です。
本能に逆らう行為ですから、そりゃそうですね。
この時期は根性と情熱で乗り切ってください。(精神論)
もっと言うと、根性と情熱もいりません。
ただ机に座って参考書を読めばいいだけです。
やる気とかモチベーションとか知りません。そんなもんありません。
ただ座って読むだけ。誰でもできますよね。
対策としては小さな目標が一番
「いいから黙って勉強しろ!」というのは対策としては少し不十分。
(その精神論も割と大事だと思ってます。笑)
英語学習を習慣にする具体的な対策は、小さな目標(スモールゴール法)です。
とにかく小さな目標から習慣を始めるのです。
コツは人が笑うくらいのレベルの目標にすること。
・毎日1ページ教科書を開く
・毎日机に座る
・毎日1単語呟く
本当にこれくらいから始めるといいでしょう。
もちろん勢いがついてそれ以上やってもOKです。
ただし、どんなにきつい日でも決めた目標は絶対に達成してください。
なんども言いますが毎日やって習慣化させることが大切です。
そのためには小さな目標でいいから毎日やることが大切です。
毎日の目標は1週間クリアしたら少し量を増やして難しくしていきましょう。
その辺は3日クリアでも何でも構いません。
一般的には21日や66日で物事は習慣化されると言われてますが、僕の感覚では3ヶ月くらいでした。
英語の勉強をしないとそわそわする、気持ち悪くなるという感覚が目安。
歯磨きやシャワーをしないと嫌で眠れませんよね。
それと同じです。
モチベーションがどうこう言うのは終わりにしましょう。
「歯を磨くように、毎日英語を勉強する」これがキーワードです。