【天声人語 英語】英訳版(英文対照)を買ってみた。使い方と勉強法、感想など。
天声人語の英訳版を買ってみました。
そんなに期待せずに買ったんですけど、「意外と使えるかも?」って印象です。
難しい単語や構文(イディオム)の訳もついてますし、文章も読みづらくありません。
今回はそんな天声人語の英語版の使い方や感想などを解説します。
英検や大学入試の文に近い
一通り読んでみましたが、マジで天声人語がそのまんま英語になっていますね。
というか英語で読むのと日本語で読むのはまるっきりイメージが違います。
(同じこと言ってるんですけどね。)
天声人語ということで扱う話は時事ネタ。
近いなあと思ったのは英検や大学入試系の問題です。
あういうのってタイムリーな話題が出題されるじゃないですか。
時事ネタを知っておくってのも大事ですが、単にそういった時事ネタにとっさに対応できる能力をつけておくって目的でも有用な一冊です。
イディオムや難しい単語の解説付き
単に難しい話や単語がたくさん羅列してあるだけかと思ったんですが、そんなこともないんです。
文章の最後に単語やイディオムの解説があります。
「おおっ学習者にありがたいやん!」
って思いました。
ただの英訳本ではなく普通にしっかりしてる学習本ですよこれ。
Shrink(縮む)という単語の解説に
“to become smaller”とありました。
英訳もついております。
時事ネタはどうしても難しい単語を使わざるを得ないので、語彙が増えますね。
【英語をイメージや感覚で覚える本】
使い方は長文練習と音読
使い方としては長文練習と音読がベストでしょう。
初見は長文練習として読んでみる。
初めての文章を読むのはいいトレーニングになります。
長文を読んだ後は5〜10回音読するといいでしょう。
一日一個やるだけでもかなりの力になりますね。
【ガチな音読はこちら】
継続しやすいので社会人にもおすすめ
天声人語ということで、新聞と同じように毎日一個の文章が用意されています。
だから、一日の量としても管理しやすいですね。
(指定されているわけではありません)
天声人語1つの量は、日本語600字、英語で450ワードです。
読む文にもちょうどいい量。
社会人の方であれば、暇な昼休みにサクッと読める量です。
くだらないヤフーニュースより全然マシな感じはします。
天声人語、日本語でも普通に面白いですもん。
教養がつきますし、何より文章を読んでほっこりするのがいいですね。
そんなにガチガチになって読む本ではありません。
軽い気持ちで手に取る一冊です。
興味のある方はぜひ。
⇒【天声人語 英訳版】