【18ヶ国語】語学の天才、シュリーマンの勉強法も音読だった。-英語学習-
昔、ドイツ人のシュリーマンという人がいました。
シュリーマンはなんと18ヶ国語を話すことができるのです。
英語学習をしている僕らにとっても、憧れの存在であります。
そんな、シュリーマンが語学を身につける方法は、なんと音読。
僕がずっと言っていることは、なんと語学の天才が証明していたのです。
今回はそんなシュリーマンの学習法について解説します。
18ヶ国語を操る天才
ドイツの考古学者であるシュリーマンは、英語を始め、フランス語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語、スェーデン語、ポーランド語など計18カ国語の言葉を話せたと言われています。(数に関しては諸説あり)
そんなシュリーマンが勉強を始めたのはなんと20歳の頃です。
決して、英才教育があったわけではありません。
なんせシュリーマンは若い時からすでに働いていたのです。
シュリーマンの勉強法は音読
独学で語学を身につけていったシュリーマンの学習法は音読。
僕も大好きな音読です。(行為自体はクソつまらんけど)
当時は単語帳もCD音声もありません。
ただひたすらに文章を音読していたみたいです。
以下、シュリーマンの語学学習の鉄則です。
①非常に多く音読する。しかし、決して翻訳しない
②毎日一時間を勉強に使う
③常に興味のある対象について学んでいる言語で作文する
④書いた作文を教師の指導によって訂正する
⑤訂正してもらった作文を暗記して、次のレッスンの時に暗誦する
⑥日曜日に教会に行って、外国語の説教を聞き、その一語一語を低く口まねする
とにかく毎日音読、作文も使ってアウトプットを繰り返せということですね。
僕がやってきた方法と全く同じだった
以上6つのシュリーマン鉄則は全て僕がやってきたことに当てはまりました。
まず①、②、⑥は音読パッケージで全てやることができます。
①の音読はもちろん、⑥の口まねはシャドーイングと同じことなのです。
そして③、④、⑤は瞬間英作文と全く同じ。
瞬間英作文では日本語の短文を英語に変えて言うトレーニングです。
一問一問その場で答えを見るので、間違っていたらすぐに修正していきます。
そして次の周で再度暗誦することで覚えていくのです。
シュリーマンの学習法は音読パッケージと瞬間英作文で全て行うことができるのです。
⇒【瞬間英作文のやり方と効果】
シュリーマンの才能、それは情熱
シュリーマンはもう1つ、大切なものを持っていました。
それは情熱です。
子供の頃、すごく貧しかったシュリーマンはどうしても貧困から脱却したかったのです。
あとはモテるため。
お目当の女性に値する人物になるためにも猛勉強したのでした。
若くから働いていて全然勉強してこなかったシュリーマンが語学に堪能になれたのはひとえに情熱のおかげです。
僕自身も動機はなんだっていいと思います。
不純なほどシンプルでいいでしょう。
いくら正しい方法を知ったとしても、「やるしかねえんだ!」ていう動機がないと全然パワーも湧いてきません。
語学の習得にある程度の執念は必要です。
僕の場合
・今の会社辞めてえ!
・モテたい!
の2つでした。
やはり音読しかない
シュリーマンの学習を知って思ったのは、やはり音読しかありません。
音読は地味で退屈な作業ですが、語学を扱うための基礎回路を作るためには必須です。
ぜひ皆さんも音読から逃げずにトライしてみてください。