【一億人の英文法は難しい?】難易度レベルは高校生1,2年程度だが、中学生から社会人にまでオススメ!
一億人の英文法をスラスラ読むためには、高1から高2レベル英語力が必要になります。
とは言え、僕は全ての英語学習者に対し、今すぐ読んでしまうことをオススメします。
今回はそんな一億人の英文法の難易度について解説していきます。
目次
スラスラ読むためには、高1から高2レベルが必要
一億人の英文法をスラスラ読むには、高1から高2レベルの英語力が必要になります。
そもそも、全ての高1〜高2の英語で英語の基本的なルールは抑えるので当たり前と言えば当たり前ですね。
しかし強調しておきたいのは、「スラスラ読むためには」です。
僕は中学生から社会人まで全ての英語学習者に、今すぐこの本を手に取ることを推奨します。
別に全部を理解しなくてもいいんです。
中学生でもBe動詞から始まり、大抵の助動詞や前置詞は使っています。
そこだけでも十分学びがあります。
学びどころか、英語に対する感覚が一転するので、マジで今すぐ手にとってもらいたいんです。
難しいというより、単に分厚くて量が多いだけ
一億人の英文法を手に取って「難しいな〜」と言っている人は、内容が難しいのではなく、単に読むことに対してハードルを感じているだけです。
中学生レベルの方ならわかりますが、普通に読めばそこまで難しいということはありません。
と言うか、この本はかなりわかりやすく書いてあるのでむしろ易しい方です。
むずしく感じるのは、単純に本書が分厚いからです。
600ページ以上ある本で、スラスラ読み込めないとなると難しく感じるものです。
分厚すぎると、見た目からして難しそうでもありますよね。
多くの人が分厚さに負けて、本書を難しいと思い込んでいるだけです。
自分が英語で理解している範囲を読んでみてください。
そこまで難しくないことがわかります。
辞書ように使えばいい
そもそも全部を読もうとするから難しいわけです。
この本は各章ごとにわかりやすく範囲が分けられているので、自分に必要な箇所を読めばいいのです。
おすすめは辞書のようにして使うことです。
助動詞(willとbe going toの違い)や仮定形、分詞構文などわからない概念に出会った時に、本書を利用するのはありです。
全部を読もうとして挫折し、本書を嫌いになるくらいなら、軽い気持ちで使った方が100倍マシです。
できれば無理して読みきって欲しい
本音を言えば著者も言っているように一度読みきってほしいです。
僕もそうでしたが、600ページを一気に読むのは吐きそうになります。
中学レベルちょい上くらいの時代に読みましたから、ハンパなく吐きそうでした。
わからない分野もとりあえず、サラ読みで読みきりましょう。
当時は、「一気に読みきるんだ!」と3連休図書館にこもって読みました。
英語を真剣にやりたいのなら、それくらい腹を括ってもいいのではないでしょうか。
先に「ラジオ英会話」を聞けば2,3倍楽になる
「ラジオ英会話」は一億人の英文法の著者である大西先生が務めるNHKの英語講座です。
大西先生の“生の声”が音声になっている講座です。
内容は一億人の英文法とほぼ同じ。
もっと言うと、さらに簡単に丁寧にしたものになっています。
何より肉声なのですんなり頭に入ってくるんです。
一億人の英文法に挫折した方・これから始める方は、ぜひラジオ英会話を聞いてみてください。
あんなに分厚い本、初心者が無防備で挑むとまず爆死します。
講座自体は、1日15分でOK。
僕はラジオ英会話を聞き込んで再挑戦したので、かなりストレスを減らして読み進めれました。
通常19,500円ですが、オーディブルなら“無料”でDLできるので、興味のある方は是非。
音読と並行して進めるのがベスト
本書を身につける上で一番おすすめなのが音読です。
本文にも「音読してください」と実際にあります。
しかしたくさんの音読教材を買ってきた僕からすれば、この本は音読向きではありません。
この本のエッセンスだけを受け取り、普通の音読本で練習した方がよっぽど効率的で身になります。
英文も各ページに散らばっているし、物語ではないので普通に飽きてしまいます。
僕がおすすめなのは音読パッケージです。
一億人の英文法とこの本を並行して進めるのが一番おすすめの方法です。
今もう一度やり直すとしてもこの方法を採用します。