英語上達完全マップにおける”一億人の英文法”の位置付け。いつどのタイミングで始めるべきか。
英語上達完全マップにおいて一億人の英文法は必須の教材です。
文法の問題集ではないし、上達マップ著者の森沢氏がオススメしているわけではないですが必須です。
やるタイミングは高校初級レベルの音読が終わった後。
音読パッケージ中級の後がベストでしょう。
少し難しい例文が入った文法解説も入っているので、スラスタ読むために高校初級には慣れておきたいのです。
今回は英語上達完全マップにおける一億人の英文法の位置付けについて解説します。
英語学習にブーストをかける一冊
一億人の英文法は文法を一から学ぶために使う本ではありません。
そういった使い方もできなくはないですが、オススメしません。
一億人の英文法は、知っている文法をさらに使える知識にするための本です。
「身体に落とし込む」という言い方でもいいでしょう。
文法問題を目にした時、「なんていう文法ルールだったっけ?」といっているようではまだまだです。
一億人の英文法を読めば、文法ルールの名前なんぞ覚える必要はなく、感覚で英語を理解できるようになります。
位置付けとしては、英語学習にブーストをかけるための一冊です。
絶対に必要な一冊ではないですが、ブーストをかけるためには絶対に必要な一冊です。
音読(高校レベル)の後
使うべきタイミングは高校初級音読の後です。
具体的な教材で言うところの音読パッケージ中級の後です。(他教材でも可)
一億人の英文法には全文法の用法が出てきます。
読む前に一応全ての文法を知っておくといいです。
一億人の英文法で初めて文法を覚えるのではなく、知識として知っている文法を使えるようにしたいので、先に文法を暗記して覚えておくのです。
そのために高校初級程度の音読を終えた後に使うのがベストなのです。
流れとしては、
1、発音
2、中学文法
3、音読(中学レベル)
4、高校文法
5、音読(高校レベル)
この後がいいでしょう。
並行して進めてもいい
とは言え、中学レベルでも理解できるページもたくさんあります。
音読パッケージ初級のような中学レベルの音読教材の効果を高めるためにも、先に読むのも全然OKです。
僕が言っているのは、「無理して先に読む必要はない」ということです。
読めるのであれば、いろんな教材を並行して進めていくのもいいでしょう。
気合を入れて、一気に読み込む場合は高校レベルを抑えた後の方がいいのです。
⇒【一億人の英文法の使い方】
⇒【かかる日数と読み方】
必ず音読と組み合わせること
一億人の英文法を生かすために必要なのは音読と組み合わせることです。
並行して進めるにしても、後から一気に進めるにしても必ず別個で音読練習が必要になります。
一億人の英文法を読んだ後に音読すれば、自然と読んだ内容が音読中にイメージされます。
音読で反復することでそれを身体に落とし込むのです。
まさしくスポーツの練習と一緒ですね。
一億人の英文法そのものを音読するのではありません。
一億人の英文法を読んだ後に、音読教材を用意して音読するのです。
一気に全ページ読んでから音読教材に取り掛かるもよし。
どちらも少しずつ並行して進めていくのもいいでしょう。
とにかく読むだけでは「ただ面白かった」で終わりです。
必ず、音読で「読んで得た知識・内容」をイメージしながら身につける必要があります。
英語上達完全マップでの一億人の英文法の位置付けの解説は以上です。