【英語】リスニング対策は音読一択!なぜ向上するのか、効果を解説
英語のリスニング力を上げる方法に一番いいのは、「音読」です。
英語圏に住んでいない僕らが、音読以外でリスニング力を上げるのは困難です。
なぜ音読でリスニング力が上がるかというと、
・英文を理解するスピードが上がるから
・英語の語順のまま理解できるから
・知っている文が増えるから
・英語特有の音の固まりに慣れるから
以上が主な理由になります。
今回は音読でリスニング力が上がる理由を解説します。
リスニング力を上げるのは、音読以外ありえない
学校のテストやTOEICで、リスニング問題が苦手な方は多いです。
でもリスニングって一体どうやって点数を上げればいいのかいまいちピンと来ません。
学校でも、一切リスニングの練習がしてこなかったわけです。
ここでやりがちなミスは、リスニング音声を聞き込むことです。
リスニング音声をいくら聴き込んだところで力はつきません。
あと、全然上手くなって気もしません。
わからない音声をいくら聞いても、わかるようにはなりません。
リスニング力を向上させるためには音読しかないのです。
なぜ「読む行為」である音読で、「聞く行為」のリスニング力が上がるのか。
その疑問にお答えします。
音読でリスニング力が上がる理由
読解(理解)スピードが上がる
英語のリスニングが苦手な人の大半は、英文を理解するスピードが遅いです。
英文を読むスピードが遅いのと同義です。
これは誤った認識です。
リスニングが苦手な人は、英語の発音が聞き取れないのではありません。
そもそもリスニングの音声についていけていないのです。
リスニングのスピードで、初見の英文を読めるか確認してみてください。
早く読めない文を、リスニングを聞き取ることは絶対に不可能です。
音読でリスニング力がつく理由は、英文を読むスピードが上がるからです。
だから、早く読まれた音声にもついていくことができ、理解できるようになるのです。
発音どうこうの前に、「英文を早く理解できるか」にフォーカスしましょう。
英語を英語で理解できるようになる
声に出して英文を読むと、英語を英語のまま理解できるようになります。
英語の語順で理解するのと同義です。
以下の文を声に出して読んでください。
I was reading a book with my father yesterday.
声に出して読むと、順番に読まざるをえません。
漢文のように返り読みはできないのです。
多くの英語学習者はこの返り読みをしがちです。
先に時間表現や場所表現から訳したりすることです。
それでは英文を早く読めません。
英語上達で大切なのは、「英語を英語のまま(語順で)理解する」ということです。
音読を繰り返すことで英語のまま理解する力がつきます。
リスニングにおいては、返り読みをしている暇は1秒もありません。
語順のまま受け取れなかったら終了です。
だから、英語の語順で理解する必要があるのです。
知っている文が増える
音読本を何冊かやるだけで、かなりの英文ストックが身体に溜まります。
信じられないかもしれませんが、音読をすると身体が英文を覚えるのです。
カラオケと同じ原理です。
歌詞を目で覚えることはできませんが、歌っているとすぐに覚えられるはずです。
身体の英文ストックが溜まるので、見たことのない文型が減ります。
たとえ新しい単語だとしても、文の「型」は何度も目にしているので、すぐに理解することができます。
どの英文もパズルのように見え、単語が入れ替わっているだけの感覚になるのです。
音読+発音でリスニングは完璧になる
ここまでよく言われる「音」の問題については一切触れてきませんでした。
発音をやらくても音読だけで、TOEICは割と高得点になるからです。
本当に英語の語順で理解できるようになるだけで、リスニング力は劇的に向上します。
ここでさらなる向上を見込むために、音読+発音練習をオススメします。
音読に+して発音練習をすればリスニングはかなり完璧に近い状態になります。
やはり英語特有の音というのは存在します。
そこをカバーするには発音練習が必要不可欠です。
音読と合わせてやると、リスニング力アップ効果は抜群です。
⇒【オススメの”発音”教材】
音読でリスニング力が上がる理由は以上です。