中学英語の教科書を音読することが一番の勉強法。
という中学生の悩みから、
といった英語を一から学び直したい大人の方まで、全ての人がここから始めるべきといってもいい英語勉強法があります。
それは中学校の英語の教科書を音読することです。
なぜ中学校の教科書なのか
中学生はもちろん、大人の方も中学の教科書を音読するべきです。
中学の英語の内容というのは全ての英語の基本となる部分だからです。
英語の文の構造は中学の学習ででほぼ身につけられます。
音読をして、まずは英語の基本を身につけたいので、使うテキストは簡単なものの方がいいのです。
英語というものは構造さえ掴んでしまえば、あとは単語レベルが難しくなったり、言い回しが増えたりするだけなので、中学で英語の基本構造を掴んでおくことが一番重要です。
「中学の教科書なんて簡単すぎるのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。学び直しでしたら、なおさら中学の内容をマスターすべきです。
なぜ音読なのか
音読は英語学習において一番効率のいい学習法です。
英語ができる人も英語が苦手な人も音読で飛躍的英語力アップが見込めます。
万人に合った英語学習法だと言えます。
そもそも英語とは言語です。
言語は聴いたり読んだりしてインプットし、話したり書いたりアウトプットするものです。
よって、英語学習の肝は、「意味や構造を理解できる文章を、身体を通して何度もインプットとアウトプットすること」にあります。
これを一番効率よくトレーニングできるのが音読なんです。!
音読では意味・構造のわかる文を読むと同時に、意味・構造のわかる文を自分の口から発することをします。
この「自分の口から発する」という行為がとてつもない効果を秘めています。
誰しもこのことはカラオケで経験しています。
例えば、歌を覚えるときに歌詞カードを渡され、「目で見て覚えろ」と言われてもなかなか覚えられるものではありません。
好きな歌を自分で何度も歌っているうちに勝手に覚えてしまっているものです。それは別に覚えようとしていないのに覚えていると思います。
これが身体を通して出し入れしているうちに、体で覚えるということです。
意味のわかる英文を自分の口で声に出して読んでいるうちに、英文の構造が身体にすんなり落ちてきます。
やり方は簡単で同じ文を何度も口に出して読んでください。
当時の僕は教科書を100周ほどしました。
1日1時間音読に当てれば、かなり力はつきます。
そもそもペンを握って英語を学ぼうっていうのは無理がありすぎるのです。
まだまだ英語の才能を見切るには早すぎます。とにかく何度も音読していきましょう。
管理人おすすめ英語本
・音読パッケージと並行して進めたい文法書
・読むと英語に対する感覚が180°変わる一冊。音読パッケージと合わせて読むと効果抜群。
・音読パッケージ初級の次はこれ。