【動詞キャラ図鑑】中学レベルの単語を細かく理解。使い方やレベル、感想、評価など。
動詞キャラ図鑑は基本動詞の意味を、図解イメージでわかりやすく解説してくれる1冊。
基本動詞とは、do や make やkeepです。
誰でもわかっていそうなこれらの動詞ですが、意味がたくさんあって意外と難しいんですよね。
動詞キャラ図鑑はそんな基本動詞を解説してくれる一冊です。
⇒【前置詞キャラ図鑑を解説!】
基本動詞とは
基本動詞とは、come、go、take、makeなど中学の序盤でなうような単語のことです。
動詞キャラ図鑑ではそれら基本動詞を33個解説してくれます。
って思いますよね。
動詞キャラ図鑑ではいい例が挙げられています。
母ちゃん:”Dinner is ready~!”(夕飯できたよ〜)
少年:” “(今いく!)
さて少年はなんと言うでしょう。
“I’m going!”でしょうか。
残念、答えは”I’m coming“なんですね。
必ずしも、
Go:いく
Come:くる
ではないんです。
学校のように動詞を日本語で暗記してしまうとそうなるのも仕方ありません。
動詞キャラ図鑑ではこのような動詞をイメージで覚えます。
Comeのイメージは「中心に向かう」
Goのイメージは「離れる!」
だから夕飯に向かっているのはcomeなんですね。
⇒【前置詞キャラ図鑑を解説!】
3つのパート
33個の単語は3つのパートに分けられています。
・知っておきたい基本動詞
・使い分けが知りたい基本動詞
・使い勝手が良い基本動詞
中でも興味深かったのは使い分けが知りたい基本動詞。
listenとhearの違いはわかりますか?
動詞キャラ図鑑では、listenの場合、ヘッドホンをしている動物の絵でした。
つまり、注意して耳を傾けるということ。
hearの場合、うさぎが周りの音をうるさそうに迷惑している絵でした。
つまり、騒音や鳴き声など外からの音が勝手に耳に入ってくるということ。
これはすごいわかりやすかったです。
基本動詞は意外と理解できていない
基本動詞、理解しているつもりでなかなか理解できていません。
英語の会話は中学で習うような基本動詞で成り立つとさえ言われています。
しかし僕らにはできないでしょう。
なぜならネイティブは基本動詞でも色々な意味に応用して使うからです。
基本動詞の意味を日本語で覚えている僕らには少し厳しい話。
イメージで覚えることでその動詞の使い方が一気に広まります。
本も薄いですし、パラパラストレスなく読めます。
辞書のように使い、音読で復習する
使い方としては、ガチガチと読むのではなく、雑誌のようにさらっと一読するのがいいかと。
その後にわからない動詞があった都度、動詞キャラ図鑑を引っ張ってきて調べましょう。
特にオススメは音読です。
ただし本書自体は音読に向きません。
別の音読教材を使って音読すれば、動詞キャラ図鑑で学んだ動詞が出てきた際にイメージが浮かびいい復習になります。
音読教材は中学レベルのものでOK。
結局英語は音読で身につけるしかないのが僕の持論ですね。
興味のある方は是非。
⇒【前置詞キャラ図鑑を解説!】
【音読まとめ記事】