【まずは発音から学べ!】勉強量が半分で済む効率的な英語勉強の順番

英語学習をする上でまず学ぶべきは発音です。

絶対に発音です。

 

発音を学ばないと結果的に、倍近くの勉強をすることになります。
なぜなら、発音から学ばないと二倍多くの単語を学ぶことになるからです。

 

多くの英語学習者が苦労しているのは、発音を先に学ばないからです。
また、「発音は子供のうちでないと身につかない」と言われているのもウソです。

 

今回は英語学習はなぜ発音から学ぶべきかを解説します。

 




発音を学ばないと学ぶ量が2倍になる

発音から学ばないと、1つのはずの英語が2つの言語に分かれてしまいます。

結果として、英語の勉強にかかる時間は二倍近くになります。

 

どういうことかというと、英語をカタカナで覚えると、また後で正確な発音を覚えないといけなくなるということです。

appleという単語を「アップル」で覚えてしまうがために、正確な「ˈæpl」という発音をあとになって学ぶ必要があるのです。

 

どのみち、「アップル」で覚えてしまうと、リスニングや会話では聞き取れないので、再度調べる必要が出てきます。

また自分で話したところで、通じないので「アップル」=「ˈæpl」と再び勉強しないといけなくなるのです。

 

これでは1つの言語を学んでいるのに、2つ学んでいるようなものです。

先に発音から学ぶことで、これから出会う単語全てを、正しい発音でリンクして覚えることができます。

 

勘違いして覚えるワードが増える

発音から学ばないデメリットは、勘違いして覚えるワードが増えます。

knifeという単語があります。
読み方はナイフです。

しかしこれの発音がわからず、文字を見ただけで「クナイフ」と覚えたとします。
(さすがにクナイフで覚える人はいないと思いますが)

 

We use knife at the party.

 

「パーティではクナイフというものを使ったのかあ〜」

と、一生クナイフという単語で発音し、覚えていくことになります。

このようなワードを勘違いワードと言います。

 

最初に発音を学び、法則を身に付けることで、knifeの「k」は発音しないというのが直感で見抜けるようになります。

誤って覚えた単語を一生使っていくことを避けられるのです。

 

⇒【復習のタイミングは”忘れる直前”

 




発音記号から学ぶと、英語の音を理解できるようになる

まずは発音記号から学びましょう。

発音記号から学ぶメリットは2つあります。

・単語を覚える際に、正しい音もセットで覚えることができる
・英語の音を理解(判別)できるようになる

英語の音は日本語の音に比べてかなりたくさんの量があり、複雑です。

英語の音を知ることができる

いい例はRLの音ですね。
RockとLockはなかなか聞き分けれられません。

しかし発音記号を1つ1つ学んでいくことで、英語の音節を理解できるようになります。

まずは英語特有の音を覚えることが先なのです。

 

発音記号を解説する本はたくさんあるのでそれらを利用するといいでしょう。

 

⇒【「あ」だけで4つある英語の音を聞き取る方法

⇒【“R”と”L”の音を聞き分ける練習法

 

単語を覚えるときに正しい発音もセットで覚えることができる

単語帳には必ず発音記号もセットで記してあるはずです。
単語のスペルは暗記しても、発音記号をスルーする人はかなりたくさんいます。

 

それらはかなりもったいないことです。
まずその単語の音を覚えていないので、いつか改めて学習することになること。

そして、発音も一緒に覚えることで、記憶を強める効果も棒に降っているのです。

 

脳は苦労して覚えれば覚えるほど、記憶に強く残る性質があります。

つまり単語を覚える際は、スペルと意味だけでなく、発音も紐づけて覚えることで、覚えやすさがかなりアップするのです。

 

先に発音ができるようになり、発音記号を学んでおくことでここまで学習効率がアップするのです。

 

間違った覚え方をして、学習量が二倍になるのを防ぐためにも、英語学習は単語から学ぶべきです。

すでに始められている方は、発音を始めることを強くおすすめします。

 

⇒【“五感”をフル活用!超簡単な暗記法

⇒【一生忘れない勉強法”分散学習”(SRS)

⇒【音読の前に発音すべき理由

 

【LとRが聞き取れない理由】英語の紛らわしい”似ている音”を聞き取る方法を解説!

モチベーションがなくても勉強する方法。歯磨きや風呂にやる気は必要ない。英語勉強も全く同じこと。

 

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