体育会系出身者こそ英語に向いている。英語はスポーツ。近道は地味な音読の繰り返し。
「小さい頃からスポーツ一筋で、勉強は一切してこかなった。」
「スポーツを引退して普通に就職した。今度は社会人として活躍したい。」
僕自身もそうでした。
ずっと野球一筋で、野球さえやっていればいい。
将来も野球でなんとかなる。そんなふうに考えていました。
ところが会社や世間が僕らを判断する際に、指標となるのは学歴です。
「学歴差別はよくない!」と言っても実際そうなのですから、それは仕方のないことです。
スポーツを一生懸命やってきた人にとっては少し厳しい現実かもしれません。
普通のサラリーマンとして働く場合、「どれだけ速い球が投げらるか」はどうでもいいのです。
頭ではわかっていても、ずっと頑張ってやってきたので悔しい現実だと思います。
体育会出身の特徴として、学歴に関係なく
・考える能力が高い人
・努力が継続できる人
・困難に立ち向かえる人
がたくさんいます。
スポーツで培ったそれらの能力を生かし、まだまだ別の道で活躍することは可能です。
そんな体育会系出身の方にこそおすすめしたいのが英語です。
英語こそ、体育会出身者に向いている根性と忍耐のスポーツです。
英語学習の一番の方法は地道な音読の繰り返し
英語学習で一番やらなければならないことは、ひたすら音読を繰り返すことです。
これができなくてみなさん挫折します。
「俺に英語の才能なんてなかった。」
地味な音読をやりこまずにそう言って脱落していきます。
確かに、音読は地味でつまらない作業です。
初期の頃は、同じ文章を計100回ほど読むことになります。
体育会出身者が音読に向いている理由
地味な練習を継続できる
同じ文章を100回読むのは退屈な作業です。
しかし体育会出身者にとって、同じ動作をひたすら繰り返すということは当たり前なことなのです。
実際野球やテニスのプレーヤーは素振りを100回など軽くやってのけます。
やみくもに100回バットやラケットを振るのではなく、1回1回「今のはこうだった」「もっとこうしよう」と真剣にやっているのです。
スポーツをやってきた人にとってこれらは当たり前なことなのです。
体育会出身者はこのことに気がついていませんが、この「地味な動作を反復する」ということは一般の人にはできません。
普通は嫌になってすぐにやめてしまうのです。
長い間頑張ってきたスポーツは決して無駄ではなかったのです。
地味な練習の重要性を理解している
スポーツの練習は地味です。
「本当にこんなことを反復して効果はあるのか?」
そう思うことばかりです。
それに対し、体育会出身者は地味な練習はあとあとになって効果が現れてくるということを身を以て知っているのです。
今日素振りしたからといって、明日打てるようになるわけではありません。
同じように、今日音読したからといって、明日英語が話せるようになるわけではないのです。
英語学習の要である音読の効果を実感するのには、かなりの時間がかかります。
多くの人は効果が現れてくる前にやめてしまうのです。
効果がまだ見えない暗闇の期間でも、自分を信じて頑張れる体育会出身者こそ、英語学習に一番向いています。
まとめ
・英語学習で一番大切なのは継続
・英語学習で一番大切な「音読」はひどく退屈な作業
・地味な練習を継続できる体育会出身者こそ、英語学習に一番向いている
まだまだ学び始めるのは遅くありません。
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