【一億人の英文法 TOEIC&英検】点数アップは見込めるが、即効性はない。
一億人の英文法を使って勉強することでTOEICや英検の点数は上がります。
断言できますが、確実に上がります。
ただし即効性はありません。
1ヶ月後のテストで結果が出せるかと問われれば、断言はできません。
今回はそんな一億人の英文法とTOEICや英検との相性について解説していきます。
英語力を抜本的に変える教材
一億人の英文法は、英語学習者の英語に対する認識を根本的に変える力を持った教材です。
英語を、日本語を通して覚えてきた従来の学習者に対し、
・英語をイメージで覚える
・ネイティブが抱いている感覚を掴む
といったような形で学ばさせてくれます。
本書を一通り読み込めば、確実に力がつきます。
すぐに英語ができるようになるというよりは、英語学習の高速道路に移動するといった表現に近いです。
その後の英語学習が加速していくでしょう。
TOEIC&英検対策の教材・参考書ではない
そもそも一億人の英文法は、TOEICや英検の対策書ではありません。
すぐにでも点数を上げたいのであれば、一億人の英文法は向かないでしょう。
「1ヶ月後のテストに間に合わせたい!」
そんな方は対策本でテクニックや試験対策スキルを磨くべきでしょう。
(試験特有のテクニックやスキルには反対派ですが)
そもそもTOEICや英検は英語の力を図るツールに過ぎません。
今一度、この2点のどちらかなのか自問自答してください。
・英語力を上げたいのか
・TOEICの点数を上げたいのか
結果として、確実に点数は上がる
とは言え、一億人の英文法でTOEICや英検の点数は上がります。
それは英語力が、確実に身につくからです。
僕が言いたいのは即効性はないということです。
イメージとしては、
×[一億人の英文法→TOEICアップ]
◯[一億人の英文法→英語力アップ→TOEICアップ」
といった感じです。
一億人の英文法をマスターすれば確実に英語力がアップするので嫌でもTOEICや英検に強くなります。
無理して即効性のあるスキルをつけるよりも、長い目で考えば、圧倒的に根本的な英語力をアップした方がいいとは思います。
そこは目的の違いですね。
地道な”音読”が1番の近道
一億人の英文法をマスターするためには、ただ本書を読むのではなく、音読教材と並行して読み進めることをオススメします。
本書でインプットし、音読でアウトプットする。
本書の英文を音読するのもいいですが、分量が少ないのと散らばっているのもあり、音読向きではありません。
音読教材でがっつりやることをおすすめします。
別にわざわざ一億人の英文法を意識して音読する必要はありません。
並行して進めれば、本書で見た内容を別の教材で音読した時に、自然と頭でイメージできます。
音読で何度もアウトプットするので、それが復習となり身に付けることができるのです。
英語人生は長いです。
ぜひ英語学習の高速道路に乗るためにも、一億人の英文法を手に取ることをおすすめします。