【速読英単語の使い方】死ぬほど”音読”でOK。入門・必修・上級の学習法。
速読英単語シリーズには入門。必修・上級で大変お世話になりました。
単語を覚えるための教材としてだけでなく、何より長文に強くなることができます。
しかしずっと単語帳とにらめっこしてきた方はどのように使っていいかわからないはず。
今回は音読に何百時間費やしてきた僕の速読英単語の使い方について解説します。
目次
速単は単語帳ではなく、音読教材
まず前もって認識しておきたいのが、速読英単語は単語帳ではありません!
音読教材です。
もちろん単語を覚えるために購入した理由は間違っていません。
しかしよくある単語帳のように一単語ずつ覚えるというやり方はしません。
全て音読を通して文章の中にある単語として覚えます。
速単の使い方
CD音声をリスニング(1回)
速単がいい点の1つは、CD音声がついていることです。
TOEICはもちろん大学受験などのリスニング力も必ず向上します。
まず最初はCD音声をリスニングします。
自分が初めての音声をどこまでリスニングできるかを確かめるためです。
これらは全部1ページごとにやります。
正直、初見ではほぼ聞き取れません。笑
一回聴いて全然ダメでもいいのでサクッと次にいきましょう。
CD音声で答え合わせをする
CDで聴いた音声に対し、自分の認識がどこまであっているかを確認します。
CDを流しながら、テキストを読んでいきます。
割と違っているかもしれませんが、気にしなくてOKです。
1回目で聞き取れるわけがありません。
黙読して意味を理解する。
黙読して英文の意味を理解します。
わからないところは、日本語訳を読んで理解します。
こらから行う音読は、意味のわかっている文でないと意味がありません。
黙読で意味をしっかりと理解しましょう。
音読する(5〜10回)
実際に音読をしていきます。
必ず意味を理解して音読してください。
音読しているときは、文章の状況をイメージしたり、書き手になったつもりでやると効果倍増です。
回数は5~10回。
自分で「もうスラスライメージしながら読める!」と思えば次にいってOKです。
テキストを見ながらシャドーイング(5回)
CD音声を流し、テキストを見ながら音声よりワンテンポ遅れて音読していきます。
音声と重ならないくらいで、ワンテンポ遅れるのがコツです。
僕もよく気がついたら重なっていますが。
CD音声は早いですし、発音も確かめられるのでとてもいいトレーニングになります。
何も見ずシャドーイング(5回)
最後にテキストを見ずにCD音声をシャドーイングします。
何も見ないので割ときつめです。
ですがこれが一番リスニングテストの状況に近い練習です。
「リスニングで聞き取れる」ということよりも、「とっさに聞き取って自分で言う」シャドーイングの方が難しいのです。
ただ音声を真似してシャドーイングするだけではなく、文章や状況をイメージしながらできるとなお良しです。
(初めは無理です笑)
⇒【音読を継続するための方法】
回数は目安
やり方は以上です。
回数は個人の判断で変えていってOKです。
基本的には2周目3周目に連れてだんだん減っていきます。
基準は「この文楽勝じゃん!」という感覚です。
この主観的による理解度の判断は実際に正しいという研究結果も出ています。
「音読で単語を覚えられるのかよ」という不安もあると思いますが、信じてまずはやって見てください。
本音を言えば、速単は音読教材ではない
僕自身もゴリゴリ速単を音読して来た人間です。
速単の使い方としては、上に書いた方法が一番です。いろんなやり方を試した中で、自信を持って言えます。
ただ音読教材としては、ぶっちゃけ速単は微妙です。
「速単に出てくる単語を覚えたいんだー!」という方は、速単を使って今回紹介したやり方をやってください。
一方、
「速単はとりあえず買ってみた。別に速単にはこだわらない」
そんな方は、音読教材を音読すべきです。
絶対にそっちの方がやりやすいです。
音読教材は、速単と同じレベルのものを用意してください。
入門編:中学レベルの音読教材
必修編:高校初級レベルの音読教材
上級編:高校完了レベルの音読教材
速単を音読するよりは、実際に音読用トレーニング用音声を揃った教材を使った方が、圧倒的に効率がいいです。
僕の方でも「中学レベル」と「高校レベル」の音読教材は作ったので、よかったら使って見てください。
速単も参考にしたので、語彙数アップ、単語力アップも図れる教材にしました。
そして一番は、音読の効果を最大限に引き出すプログラムになっていることです。
速単が使いにくく、音読に挫折しそうになったら是非!
速単の使い方は以上です。
速単を音読するのは、つまらない単語帳をペラペラめくっているよりよほど楽しい勉強法です!
頑張ってください!
⇒【音読こそが最強の勉強法】